合同会社設立の教科書

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合同会社設立の流れ

合同会社の設立は、大きく分けて以下の7つのステップで進みます。準備から登記完了まで、早ければ2~3週間、会社員が空き時間に進める場合でも1ヶ月程度が目安です。

 

  1. 会社の基本事項を決める
  2. 会社の印鑑を作る
  3. 定款を作成する
  4. 資本金を払い込む
  5. 登記申請書類を作成する
  6. 法務局に設立登記を申請する(この日が設立日)
  7. 設立後の届出・法人口座の開設

 

1. 会社の基本事項を決める

まずは定款に書く内容を決めます。主に以下の項目です。

  • 商号(会社名):「合同会社」を前か後ろに付ける
  • 本店所在地:自宅、賃貸オフィス、バーチャルオフィスなど
  • 事業目的:今後行う予定の事業も含めて書いておく
  • 社員(出資者)と出資額
  • 代表社員・業務執行社員
  • 事業年度(決算月)

 

決算月は、繁忙期を避けたり、設立から1期目をできるだけ長く取れる月にしたりするのが一般的です。設立日によって法人住民税が変わることもあります。

参考記事:合同会社の設立日で税金が変わる?

 

2. 会社の印鑑を作る

オンラインで設立登記を申請する場合、法務局への印鑑の届出は任意です。ただ法人口座の開設や契約で使う場面は多いので、代表印・銀行印・角印の3本を用意しておくと安心です。

参考記事:合同会社設立の費用

 

3. 定款を作成する

決めた基本事項をもとに定款を作成します。合同会社は株式会社と違い、公証役場での定款認証が不要です。電子定款にすれば収入印紙代4万円もかかりません。

参考記事:合同会社の定款/電子定款の作成方法

 

4. 資本金を払い込む

定款を作成した後、代表社員の個人口座に各社員が出資金を振り込みます。通帳のコピーと払込証明書が登記の添付書類になります。

参考記事:資本金の振込/合同会社の資本金

 

5. 登記申請書類を作成する

主に以下の書類を用意します。

  • 合同会社設立登記申請書
  • 定款
  • 代表社員の就任承諾書(定款で代表社員を定めていない場合など)
  • 本店所在地の決定書(定款に番地まで書いていない場合)
  • 払込証明書(通帳のコピーを添付)
  • 印鑑届書(印鑑を届け出る場合)
  • 登記すべき事項を記録したデータ(CD-Rなど、またはオンラインで提出)

 

書類の書き方に不安がある場合は、無料で使える会社設立サービスを利用すると、入力内容から必要書類を自動で作成できます。

 

6. 法務局に設立登記を申請する

本店所在地を管轄する法務局に、窓口・郵送・オンラインのいずれかで申請します。申請した日が会社の設立日になります。登録免許税(最低6万円)もこのときに納めます。

 

登記が完了するまでは1~2週間ほどかかります。完了後に登記事項証明書と印鑑証明書を取得しておきましょう。

 

7. 設立後の届出・法人口座の開設

設立後は税務署・都道府県・市区町村・年金事務所などへの届出が必要です。期限が短いものもあるので、登記が完了したらすぐに取りかかりましょう。

参考記事:合同会社設立後の届出まとめ

 

法人口座の開設には、登記事項証明書や印鑑証明書、会社の事業内容がわかる資料などが必要です。審査に数週間かかることもあるので、早めに申し込みましょう。

 

設立前に税理士に相談しておくと安心

決算月の決め方、役員報酬の金額、消費税やインボイスの対応など、設立の段階で決めたことが後の税金に影響します。設立前に一度税理士に相談しておくと、あとから困ることが少なくなります。

 

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