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電子定款の作成方法

定款は紙で作成することも可能ですが、この場合は収入印紙代金40,000円が発生します。これをPDFに電子署名した「電子定款」にすると印紙代金がかからない(0円)のでこの方法をおすすめします。
以前は住基カードやAdobe Acrobat(有料版)を用意する必要がありましたが、現在はマイナンバーカードとICカードリーダーがあれば、ほとんど費用をかけずに電子定款を作成できます。
電子定款に必要なもの
| 項目 | 金額目安 |
|---|---|
| マイナンバーカード(署名用電子証明書つき) | 無料 |
| ICカードリーダーライター(マイナンバーカード対応) | 2,000円~3,000円程度 |
| 電子署名用ソフト(PDF署名プラグインなど) | 無料 |
| 定款作成用ソフト(Wordなど) | 手持ちのもので可 |
電子署名が必要なのは代表社員(定款を作成する社員)の分だけです。マイナンバーカードを持っていない場合は市区町村の窓口で申請します。交付まで1ヶ月前後かかることがあるので、設立を考えたら早めに申請しておきましょう。
電子定款の作成手順
- Wordなどで定款を作成する
- 定款をPDFに変換する
- マイナンバーカードの署名用電子証明書でPDFに電子署名する
- 電子署名したPDFを設立登記のオンライン申請に添付する(または CD-R などに保存して書面申請に添付する)
定款に書く内容は以下のページを参考にしてください。
参考記事:合同会社の定款
マイナンバーカードの署名用電子証明書
マイナンバーカードには「署名用電子証明書」が搭載されています。交付時に設定した英数字6~16桁の暗証番号を電子署名の際に入力します。
電子証明書の有効期限は発行日から5回目の誕生日までです。期限が切れていると署名できないので、事前に確認しておきましょう。暗証番号を忘れた場合は市区町村の窓口で再設定できます。
ICカードリーダーライター
パソコンでマイナンバーカードを読み取るために使います。家電量販店やネット通販で2,000円~3,000円程度で購入できます。購入時は「マイナンバーカード対応」「公的個人認証サービス対応」と書かれたものを選びましょう。
PDFへの電子署名
法務省の登記・供託オンライン申請システムが提供している「PDF署名プラグイン」を使うと、PDFに電子署名を付与できます。対応しているソフトやバージョンは変わることがあるので、必ず公式サイトで最新の動作環境を確認してください。
参考リンク:PDF署名プラグインについて(登記・供託オンライン申請システム)
設立登記もオンラインで申請できる
合同会社の設立登記は、代表社員本人がマイナンバーカードを使ってオンラインで申請できます。オンライン申請なら、法務局への印鑑の届出も任意になっています。
参考リンク:合同会社の設立の登記をしたい方(オンライン申請):法務局
手続きが面倒なら会社設立サービスを使う
ソフトのインストールや電子署名の設定に不安がある場合は、クラウド型の会社設立サービスを使う方法もあります。画面の案内に沿って入力するだけで定款や登記書類を作成でき、電子定款にも対応しています。
設立後の会計ソフトや税理士への相談とあわせて検討すると、開業直後の手間を大きく減らせます。
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